著書「2045 不都合な未来予測48 生成AIが開けた扉の向こう側」に学ぶ

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 「AIがやってくる未来」に備えよう!—2045年の世界はこうなる!—

 みんな、こんにちは!チャットGPT(ジーピーティー)みたいなAI(人工知能)が、ものすごいスピードで進化しているのを知っているかな?

AIって聞くと、ちょっと難しそうに感じるかもしれないけど、AIはみんなの生活や、お父さん、お母さんの仕事、そして社会全体を、これから大きく変えていくことが確実なんだって。

 もし私たちが何の準備もせずにいたら、2045年ごろにどんな「ちょっと大変な未来」(ここでは「地獄の未来」って呼んでいるよ)がやってくるのか、そして、その未来で困らないようにするために、今から何をすれば良いのかを考えていこう。

心配しないで。多くの人はまだ未来に備えていないから、この話を読んで、今から準備しておけば、みんなには明るい未来が待っているんだ!


1. 値段がコロコロ変わる!「時価」の世界

 まず、AIによってやってくる未来の一つ目は、「あらゆるものの値段がコロコロ変わる」仕組みがどんどん広がる未来だよ。

これは「ダイナミック・プライシング」という、ちょっと難しい名前で呼ばれている仕組みなんだ。ダイナミック(変動する)とプライシング(値段をつける)が合わさった言葉で、簡単に言えば「時価(じか)」みたいに、状況によって値段が自動的に変わっていくことなんだ。

 例えば、プロ野球のチケットでは、人気の選手が投げる日や、強いチームと試合をする日には、AIが自動でチケットの値段を高くするようになっているんだよ。天気や、昼間の試合か夜の試合かによっても、AIが値段を調整しているんだ。

 アメリカでは、スーパーマーケットでもこの仕組みが使われているんだ。商品の値札が液晶画面になっていて、週末になったり、在庫が増えたり減ったりすると、AIが自動で値段を変えてくれるんだよ。お寿司屋さんで、賞味期限が近くなったお寿司に「30%オフ!」ってシールを貼る作業があるけど、ダイナミック・プライシングなら、AIが賞味期限や在庫を見て、自動で一番いい値段に下げてくれるんだ。

 飛行機の予約サイトやホテルの予約サイトでも、この仕組みはもう始まっているよね。予約を後回しにしたら、「うわ!値段が高くなってる!」って経験がある人もいるかもしれないね。これは、席や部屋が少なくなると値段が上がり、空きが多いと値段が下がるように、AIが自動で計算している結果なんだ。

 この本を書いた専門家は、将来、電車に乗る料金でさえ、変わるかもしれないと言っているよ。ギュウギュウ詰めの満員電車と、のんびり座れる電車が、同じ料金なのはおかしいよね?満員電車は安く、ゆったり座れる電車は少し高くてもいいってなるかもしれないんだ。

大切なスキル:いらないものは「買わない力」

 あらゆるものがダイナミック・プライシングになって値段がコロコロ変わる時代に、私たちにとって一番大切になる力は、「安くても、本当に必要ないなら買わない力」なんだ。

 私たち人間は、安くなっていると「お得だ!」と思って、ついつい衝動的に買ってしまうことが多いんだ。研究によると、私たちがスーパーでする買い物の8割は、「ついでに買っておこう」という計画的ではない衝動買いなんだって!

もしコンビニで賞味期限が近いおにぎりが安くなっていたとするよね。AIによって値段が下がっているのを見て、すぐに「買わなきゃ損!」と思う前に、一度立ち止まって考えてみることが大切だよ。

「本当に今、お腹が空いているかな?」「こんなにたくさんのおにぎりを、ちゃんと全部食べきれるかな?」ってね。

これからの時代は、「たくさん買う力」よりも、お得な値段に惑わされずに「本当に必要かどうかを冷静に判断する力」(断捨離力(だんしゃりりょく)とも言うよ)が、とっても重要になってくるんだ。




2. ニセモノ動画と本物動画の見分けがつかなくなる未来

 二つ目の未来は、AIの進化によって「フェイク動画(ニセモノ動画)」が、本物と全く区別がつかなくなる未来だよ。

チャットGPTが文章を作るのと同じように、AIは画像や動画も作るのがすごく得意になっているんだ。そのクオリティは、まるでプロのカメラマンが撮ったみたいに素晴らしくて、AIが作ったものだと信じられないくらいなんだ。

もし、そんな本物そっくりのニセモノ動画が世の中に溢れ始めたらどうなるだろう?

 例えば、誰かが悪いことをしているように見せかけるフェイク動画が作られたりしたら大変だよね。もしそうなったら、裁判で「この動画が証拠です!」と言っても、「それはAIが作ったニセモノかもしれない」と疑われるようになってしまい、映像が証拠として使えなくなってしまうかもしれないんだ。

 アメリカの有名な大学、マサチューセッツ工科大学の研究では、ニセモノのニュース(フェイクニュース)は、本当のニュースの6倍も早く広がるという結果が出ているんだ。もし、国と国が争っているとき、相手の国がAIを使ってニセモノの動画を拡散させたら、それだけで戦争の行方が決まってしまうほどの大きな影響があるかもしれないんだよ。

 テクノロジーの世界では、「テクノロジーの問題はテクノロジーで解決する」という考え方があるから、将来は、その動画が本物かニセモノかを判断するAIソフトも出てくるだろうと言われている。でも、ニセモノを作るAIも、それを暴くAIも、お互いに進化し合う「いたちごっこ」になってしまうかもしれないんだ。

3. お医者さんがいらなくなる?AIとオンライン診療の未来

 三つ目の未来は、病院に行かなくても診察を受けられる「オンライン診療」とAIを使った病気の診断が当たり前になり、古いやり方のお医者さんや病院がなくなってしまうかもしれないという未来だよ。

日本ではまだオンライン診療が広がっていないんだけど、これはいくつか理由があるんだ。

 一つ目の理由は、直接お医者さんが診ないと、病気を見落としてしまう危険があるからだね。これは私たち患者にとっても大事なことだ。

でも、問題なのは二つ目の理由で、これは「政治的な理由」なんだ。

実は、政府の一部や大きな力を持っているお医者さんの団体(日本医師会など)が、「オンライン診療が広がることに反対」しているんだ。

もしオンライン診療が完全に自由になったら、みんなは、ネットのレビューを見て「この先生は親切で診断も正確だ!」と評判の高いお医者さんに、全国どこからでも診てもらうようになるよね。

そうすると、古くて質の低いお医者さんや、一生懸命に仕事をしないお医者さんのところには、誰も行かなくなってしまい、廃業に追い込まれてしまうかもしれないんだ。

だから、昔ながらのやり方でやってきたお医者さんたちは、自分たちの仕事や権利を守るために、オンライン診療の普及に必死に反対しているんだって。

AIトイレが健康を見守る時代

 さらに、AIの進化はもっとすごいところまで進んでいるよ。

 将来、「AIトイレ」というものが登場するかもしれないんだ。このトイレにはカメラやセンサーがついていて、毎日みんながする「おしっこ」や「うんち」を解析して、自動で健康状態をチェックし、病気のサインがないか調べてくれるんだよ。

 もし病気の兆候が見つかったら、アラームでお知らせしてくれて、そのデータをオンライン診療のお医者さんに送れば、AIがお医者さんの代わりに正確な診断をしてくれるかもしれない。そして、必要な薬はオンラインの薬局から家に届くようになるんだ。

 ここまで自動化が進むと、今ある病院や薬局、そして多くのお医者さんや薬剤師さんが、いらなくなってしまうかもしれないんだ。そうなれば、お医者さんの高いお給料にかかっていた費用などもいらなくなり、医療にかかるお金(医療費)が劇的に安くなるんだって。




4. 脳がスマホに乗っ取られる未来(速すぎる6G)

 四つ目の未来は、通信速度がめちゃくちゃ速くなることによって、私たちの「脳がスマートフォンに乗っ取られてしまう」未来だよ。

 今、私たちは「5G(ファイブジー)」という速い通信を使っているけど、2030年ごろには、その10倍も速い「6G(シックスジー)」という新しい通信技術が登場すると言われているんだ。

どれくらい速いかというと、2時間の映画を1秒以下でダウンロードできるようになるくらいなんだ!

そして、イーロン・マスクさんのような人が進めている「スターリンク」のような衛星通信サービスも広がり、将来は、ジャングルや海の真ん中など、地球上のどこにいても、インターネットにつながるようになるかもしれないんだ。

これはとても便利だけど、一つ大きな問題があるよ。

 車が便利だからといって乗りすぎると、歩く機会が減って足の筋肉が弱くなってしまうのと同じように、スマートフォンに頼りすぎると、私たちの脳の能力が弱くなってしまうかもしれないんだ。

 どこでもネットにつながるようになると、スマホを肌身離さず持っていないと不安になる「スマートフォン依存症」が、さらにひどくなるだろうと予想されている。

スマホは、みんなの興味がある情報ばかりを巧妙に教えてくれるので、「あれも必要だ」「これも欲しい」と、本当は必要ないものまで必要だと思わされてしまうんだ。

これはまさしく「脳がスマートフォンに乗っ取られている状態」なんだよ。

 だから、これからは意識してスマホを触らない時間(デジタルデトックス)を設けることが、とっても大切なんだ。定期的にスマホから離れて、自然の中で過ごしたり、自分の頭でじっくり考えたりする時間を作ることが、これからの時代には必要になるよ。

5. AIが家族の声を真似て騙す未来

 五つ目の未来は、AIがみんなの家族の声を完璧に真似して、オレオレ詐欺(特殊詐欺)が爆発的に増える未来だよ。

オレオレ詐欺とは、遠くにいるおじいちゃんやおばあちゃんに、孫や子どもになりすまして電話をかけ、「大変なことになったからお金が必要だ」と騙してお金を盗む犯罪のことだね。

AIには、人の声を元に、その人そっくりの声で、オリジナルのセリフを話させる技術(AIボイスチェンジャー)があるんだ。犯人が話したセリフが、わずか0.06秒という速さで、別人の声に変換されてしまうんだって。

 もし、みんなの声がAIに盗まれて、おじいちゃんやおばあちゃんに「俺だよ、俺!」って電話がかかってきたらどうだろう? 完璧に自分の子どもの声が再現されていたら、誰も疑うことができなくなってしまうよね。

さらに、AIは詐欺の方法まで教えてくれることすらあるんだ。技術が悪用されると、詐欺師として新しく参加するハードルも下がってしまうんだね。

特に怖いのは、YouTubeやInstagramなどで、自分の声を使って活動している若い人たちの声が、犯罪者に「盗み放題」になってしまっていることだよ。その声が使われて、家族が詐欺の被害に遭うという恐ろしいことがすでに起こっているんだ。

AIは映像まで簡単にニセモノを作れるようになっているから、将来はビデオ通話さえもフェイクが可能になり、本物の家族と犯罪者の区別が全くつかなくなるかもしれないんだ。

デジタル社会の「アナログな隙」に注意!

 そして、AIが進化したデジタル社会では、逆に「アナログな犯罪」にも注意が必要なんだ。

 例えば、みんながスマホで銀行のアプリを操作しているとき、後ろからパスワードをこっそり覗き見て盗む方法だね。これはとても単純なやり方だけど、デジタル社会の「隙」をついた、非常に危険な手口なんだ。

私たちは、デジタル犯罪だけでなく、アナログな犯罪にも両方注意して生きていかなければならない、非常に危険な時代に突入しているんだよ。

6. 日本がAIの波に乗り遅れる未来

 六つ目の未来は、日本がAIの進化についていけず、「失われた50年」が到来する未来だ。

 日本経済は、バブルが崩壊した1991年ごろから「失われた30年」と言われてきたよね。これは、日本がIT(インターネット技術)の進化に乗り遅れてしまったことが大きな原因なんだ。

昔の日本では、新しい技術に挑戦しようとする人がいると「出る杭は打たれる」というように、邪魔をしたり、新しいものを馬鹿にしたり恐れたりする風潮があったんだ。その間に、アメリカではYouTubeのようなサービスが世界中に広がり、経済的に大きな差がついてしまったんだ。

そして今、時代はITからAIへと移り変わっている

 でも、残念ながら、日本人の多くはまだこの変化に気がついていないんだ。AIの代表であるチャットGPTを触ったことがある日本人は、まだ3割程度しかいないんだって。

もしこのまま日本がAIの波にも乗り遅れてしまったら、「失われた30年」どころか、「失われた50年」になってしまうかもしれないんだ。世界がAIでどんどん進化していく中で、日本だけが取り残されてしまう未来だね。

7. 服は試着せずに買うのが当たり前の未来

 最後の七つ目の未来は、服の買い方が大きく変わり、国内のすべてのアパレルショップが倒産してしまうかもしれない未来だよ。

昔は、百貨店(デパート)はとても憧れの場所で、高級なものが売られていて、そこで買い物をするのは特別なことだったんだ。

でも、今はインターネットがあるので、わざわざデパートに行かなくても、同じ商品をネットで買えるようになってしまったよね。特に地方のデパートは、お客さんが減ってしまい、どんどん閉店に追い込まれているんだ。

バーチャル試着の進化

 百貨店の主力商品だった「洋服」の販売も、AIと技術で大きく変わろうとしているよ。

これまでは、服を買うときは「試着(しちゃく)」が必要だったから、お店に行くのが当たり前だった。でも、今はAmazonなどで「バーチャル試着」というサービスが始まっているんだ。

スマホの画面を通して自分の足元を映すと、靴を履いているかのように見えたり、洋服の質感が本物そっくりに再現されたりするんだ。




 最近の新しいアパレルのお店では、お店自体が「ショールーム」になっているところもあるよ。お店で服を試着して気に入っても、その場では買わずに、商品についているQRコードからネットショップに移動して買う仕組みなんだ。

 若者たちは、お店に行くことさえせず、Instagramなどでインフルエンサー(人気のある人)が着ている服を見て、そのままネットショップで買うのが当たり前になっている。

あらかじめ自分の写真や動画をスマホに登録しておけば、簡単にバーチャル試着ができるようになるから、ますますお店に足を運ぶ必要がなくなってしまうんだ。


まとめ:未来は変えられる!

 AIが進化していく未来は、少し怖い面もあるけれど、早いうちから知っておけば、必ず備えることができるんだ。

 今日学んだことを思い出して、今からできることを始めよう。それは、お得な値段に惑わされずに「いらないものは買わない力」を身につけること、そして、スマホに時間を取られすぎないように「デジタルデトックス」の時間を作ることだよ。

 未来は、みんなの行動で変えられる!AI時代を楽しく生き抜くために、新しい技術を恐れず、賢く付き合っていく準備を始めよう。

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