「もっとお小遣いが増えたらいいのになあ」 「大人になったら、お金に困らない生活がしたい!」
みなさんは、そんなふうに思ったことはありませんか? 実は、はるか昔、4000年以上も前に栄えた「バビロン」という黄金の都に、とてつもない大富豪たちが住んでいました。彼らは、ある「秘密のルール」を守ることで、誰よりも豊かになったのです。
その秘密が書かれた石板(せきばん)が発見され、現代の本としてよみがえりました。それが『バビロン大富豪の教え』です。 「100年前の本なんて、古くて役に立たないんじゃない?」と思うかもしれません。 でも、驚かないでください。この本に書かれていることは、スマホがある今の時代でも、そのまま使える「最強の攻略法」なのです。
これから紹介するのは、学校ではなかなか教えてくれない「お金と仲良くなるための5つの知恵」です。 難しい言葉は使いません。まるで宝の地図を広げるように、ワクワクしながらお金の秘密を学んでいきましょう!
1. まずは「お財布」をパンパンにしよう!
最初のルール:稼いだお金の「10分の1」を貯める
お金持ちになるための第一歩、それはとってもシンプルなことです。 「入ってきたお金の10分の1を、必ず貯金すること」。
例えば、お小遣いやお年玉で1,000円もらったとします。 そのうちの100円(10分の1)を、使わずに貯金箱に入れるのです。残りの900円は好きに使ってかまいません。
「えっ、たったそれだけ?」と思いましたか? でも、これが意外と難しいのです。多くの人は、お金が入ると、お菓子やオモチャ、ゲームに全部使ってしまいます。大人になっても、お給料を全部使い切ってしまう人がたくさんいます。
ここで、面白い例え話をしましょう。
【タマゴとカゴのお話】
毎朝、ニワトリ小屋に行って、カゴの中に「タマゴを10個」入れるとします。 そして夕方、そのカゴから「タマゴを9個」取り出して食べます。 これを毎日繰り返すと、どうなるでしょうか? カゴの中には毎日1個ずつタマゴが残りますよね。やがてカゴはタマゴで溢れかえります。
これがお金の貯まる仕組みです。 「10分の1なんて、少なくて意味がないよ」と思うかもしれませんが、サラリーマンが一生これを続けると、2,000万円〜3,000万円という大きなお金になります。 まずは「使わずに残す」という習慣をつけること。これが最強のスタート地点です。

2. 欲しいものに「順位」をつけよう!
2つ目のルール:欲望(よくぼう)をコントロールする
「お金があったら、あれも欲しい、これも欲しい!」 人間の「欲しい!」という気持ちには、キリがありません。 お金持ちになれない人は、この「欲しい!」という気持ちのままに、入ってきたお金を全部使ってしまいます。これを「パーキンソンの法則」と呼ぶこともあります。
でも、お金持ちになる人は違います。 「自分にとって、本当に大切なものは何か?」を考えて、お金を使うものに優先順位(ゆうせんじゅんい)をつけているのです。
- 本当に必要なもの(ごはん、住む場所、大切な勉強道具など)
- ただ欲しいだけのもの(流行りのおもちゃ、見栄を張るための高い服など)
この2つをしっかり分けて、どうでもいいものにお金を使うのをやめましょう。 そうすれば、残りの9割のお金でも、十分に楽しく幸せに暮らすことができます。
3. お金に「働いて」もらおう!
3つ目のルール:貯めたお金を増やす(投資)
ここからが、この本の面白いところです。 貯金箱に貯めたお金を、そのまま眠らせておいてはいけません。 バビロンの大富豪は言います。 「お金を自分の『奴隷(どれい)』にして、働かせなさい」。
ちょっと言葉が怖いので、「お金の子供たち」と言い換えましょう。 お金をうまく「投資(とうし)」という場所に送り出すと、お金が働いて、新しいお金(子供)を連れて帰ってきます。 そして、その子供たちがまた働いて、さらに孫を連れて帰ってきます。これを「複利(ふくり)」と言って、雪だるま式にお金が増えていく魔法のような力です。
「でも、子供にお金を働かせるなんてできないよ」と思いますよね。 現代には、誰でも簡単にお金を働かせられる仕組みがあります。それが「インデックス投資(とうし)」です。 これは、「世界中の優秀な会社にお金を少しずつ預けて、代わりに働いてもらう」という方法です。 すぐに大金持ちにはなれませんが、長い時間をかければ、ゆっくりと、でも確実にお金を増やしてくれる可能性が高い方法です。

4. 大切なお金を「守る」力
4つ目のルール:危険な話には乗らない
お金が貯まってくると、悪い人たちが近づいてきます。 「絶対に儲かる話があるよ」「何もしなくてもお金が増えるよ」 こういう甘い言葉には、絶対に気をつけてください。
大富豪の教えでは、「その道のプロ(専門家)に相談すること」が大切だと説かれています。 例えば、パン屋さんのことはパン屋さんに聞くのが一番ですよね? お金の話も、怪しい人ではなく、しっかりとした知識のある人に聞くか、自分で勉強して守らなければなりません。
「よく分からないもの」にお金を出すのは、投資ではなくギャンブルです。大切に貯めたお金を、一瞬で失わないようにしましょう。
5. あなた自身が「最強の資産」になる!
最後のルール:自分こそ最大の資本(しほん)
5つの教えの中で、現代の私たちが一番すぐにできて、一番効果があるのがこれです。 「自分自身の能力(のうりょく)を高めること」。
銀行にお金を預けても、少ししか増えません。 でも、あなたが勉強して、本を読んで、いろいろな経験をして賢くなれば、将来稼げるお金は何倍にも、何十倍にもなります。 これを「自己投資(じことうし)」と言います。
- 本を読んで知識を増やす。
- 健康な体を作るために運動する。
- 新しいスキル(プログラミングや絵など)を身につける。
これらは誰にも盗まれない、あなただけの一生の宝物になります。 「お金持ちになりたい!」と思ったら、まずはお金を追いかけるのではなく、「お金を稼げるようなすごい自分」になる努力を始めましょう。

6. この本のメリット・デメリット
この教えの良いところと、気をつけるべきところを整理しました。
| メリット(良いところ) | デメリット(注意点) | |
|---|---|---|
| 内 容 | ● 誰でもできる:特別な才能がいりません。 ● 確実:ギャンブルではなく、着実にお金が増えます。 ● 一生使える:100年後も変わらないルールです。 | ● 時間がかかる:すぐにお金持ちにはなれません。 ● 地味:コツコツ続ける我慢強さが必要です。 ● 勉強が必要:投資や制度について学ぶ必要があります。 |
まとめ:今日から「10分の1」を始めよう!
『バビロンの大富豪』の教えは、魔法のように聞こえるかもしれませんが、実はとても現実的なルールでした。
- 収入の10分の1を貯金する(まずはここから!)
- 無駄遣いを減らす(本当に好きなものにお金を使う)
- 貯めたお金を働かせる(インデックス投資などを学ぶ)
- 貯めたお金を守る(よく分からないものにお金を使わない)
- 自分自身をレベルアップさせる(勉強や経験をする)
「お金持ちになる」というのは、ただお金をたくさん持っていることではありません。 「お金の不安から解放されて、自由に生きる力を手に入れること」です。
まずは今日から、お小遣いの10分の1を貯金箱に入れることから始めてみませんか? その小さなコイン一枚が、あなたの未来を大きく変える「黄金の種」になるはずです。
- Q活字を読むのが苦手なのですが、最後まで読めますか? A
- A
はい、大ベストセラーの「漫画版」がおすすめです。 本書には原著の翻訳版だけでなく、内容を分かりやすくストーリー化した漫画版があります。読書が苦手な方や初心者の方は、まずは漫画版から手に取るのが最適です。
- Q100年近く前の古い本ですが、現代の日本でも役に立ちますか?
- A
はい、時代を超えて通用する「お金の本質」が学べます。 具体的な投資銘柄(どの株を買うかなど)ではなく、「収入の1割を貯める」「自己投資をする」といった、いつの時代も変わらない普遍的な成功法則が書かれています。
- Q子供(中学生や高校生)へのプレゼントに向いていますか?
- A
はい、金融教育の最初の一冊として最適です。 学校では教えてくれない「お金との付き合い方」を物語形式で学べるため、これから社会に出る若い世代への贈り物として非常に人気があります。


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