【衝撃】「お金」がないと「夢」は消えてしまう?学校では教えてくれないお金の授業
「大きくなったら、こんな仕事をしたい!」「こんなすごいことがしたい!」 みなさんには、そんな素敵な「夢」がありますか?
でも、もしその夢が「お金がない」という理由だけで、全部消えてなくなってしまうとしたら……どう思いますか? 「そんなの嫌だ!」「お金なんて関係ない!」と思うかもしれません。
しかし、この本『夢と金』の著者、西野亮廣(にしのあきひろ)さんは、ハッキリとこう言います。 「お金が尽きると、夢が尽きる。これが真実だ」
私たちは学校で、「夢を追いかけなさい」とは教わりますが、「その夢を叶え続けるためのお金の集め方」は教えてもらえません。 むしろ、「お金の話をするのは、なんだか汚いことだ」なんて言われることもあります。
でも、それは大きな間違いです。 この本は、あなたの夢を守るための「お金の教科書」であり、これからの時代を生き抜くための「攻略本」です。 なぜお金が必要なのか? どうすれば応援される人になれるのか? 大人もドキッとする「お金の真実」を、一緒に見ていきましょう。
1. なぜ「夢」には「お金」が必要なの?
お金は車でいう「ガソリン」と同じ
まず最初に知っておかなければならないのは、「お金がないと、命や安全すら守れない」という厳しい現実です。
例えば、2022年に起きた「知床観光船沈没事故(しれとこかんこうせんちんぼつじこ)」。 この悲しい事故の原因の一つは、会社にお金がなくて、船の修理(整備)が十分にできなかったり、無理なスケジュールで船を出さなければならなかったりしたことだと言われています。
会社も、お店も、あなたの夢も、車と同じです。 どんなに立派な車(夢)でも、ガソリン(お金)がなければ走り続けることはできません。 無理に走ろうとすれば、いつか事故を起こしてしまいます。
お金を稼ぐことは、決して「強欲(ごうよく)」で「悪いこと」ではありません。 自分や周りの人の命を守り、夢を長く走り続けさせるために、絶対に必要なことなのです。
ここがポイント!
- お金の話を避けるのはやめよう。
- 「貧しさ」は、悲しい事故や犯罪の原因になることがある。
- 夢を追い続けるためには、まず「お金」と向き合う必要がある。
2. 飛行機の「ファーストクラス」が高い本当の理由
ここからは、具体的にお金をどうやって作るのか、その仕組みを見ていきましょう。 西野さんは「VIP(ビップ=お金持ち)向けのサービスを作ることが大切だ」と言います。
高い席を買ってくれる人に「ありがとう」
飛行機には、とても値段が高い「ファーストクラス」と、普通の値段の「エコノミークラス」があります。 例えば、東京からニューヨークへ行く飛行機の場合、こんなに値段が違います。
- エコノミークラス: 約22万円
- ファーストクラス: 約188万円
なんと、8倍以上の差があります! これを見て、「お金持ちだけズルい!」「差別だ!」と怒る人がいますが、それは間違いです。
もし、ファーストクラスをなくして、全員をエコノミークラスの値段にしたらどうなるでしょう? 飛行機会社は赤字になってしまい、飛行機を飛ばせなくなります。 そうならないためには、エコノミークラスの値段を全員分、高くするしかありません。
つまり、お金持ちが高いお金(ファーストクラス代)を払ってくれているおかげで、他の人たちは安い値段(エコノミークラス代)で飛行機に乗れるのです。
みんなでバーベキューをするとします。 たくさんお肉を買える「おじさん」が、「俺が高いお肉代をほとんど出すよ!」と言ってくれました。 おかげで、子供たちは数百円のお小遣いだけで、お腹いっぱいお肉を食べられました。 この時、おじさんに「ズルい!」とは言いませんよね?「ありがとう!」と言うはずです。
これと同じで、高く買ってくれる人(VIP)向けのサービスを作ることは、みんなが利用しやすい値段を守るために必要なことなのです。

3. 「機能」じゃなくて「意味」を売ろう
では、どうすれば商品を高く買ってもらえるのでしょうか? ここで大切なのが、「プレミアム」と「ラグジュアリー」の違いです。
「役に立つ」VS「意味がある」
世の中の商品は、大きく2つに分けられます。
- ハイスペック(プレミアム): 「便利」「役に立つ」「性能が良い」。競合(ライバル)がいる。
- 例:トヨタの車、美味しいラーメン、使いやすいスマホ。
- オーバースペック(ラグジュアリー): 「意味がある」「夢がある」。ライバルがいない。
- 例:ランボルギーニ(スポーツカー)、モナリザの絵、高級ブランドのバッグ。
日本人は真面目なので、ついつい「もっと便利にしよう!」「もっと美味しくしよう!」と技術(機能)を磨いてしまいます。 でも、今の世の中、安くて良いものはすでに溢れています。 97点のラーメンを頑張って98点にしても、お客さんには違いが分かりません(これを「オーバースペック」と言います)。
これからは、「機能(便利さ)」ではなく「意味」を売ることが大切です。
ランボルギーニはなぜ高い?
数千万円もするスーパーカー「ランボルギーニ」を見てみましょう。
- 車高が低くて乗りにくい。
- エンジン音がうるさい。
- 荷物が載らない。
- 日本の道路ではスピードが出せない。
「移動する道具(機能)」として見たら、軽自動車のほうがずっと便利かもしれません。 それでも高く売れるのは、「持っているだけで自慢できる(ドヤれる)」「誰もが憧れる」という「意味」があるからです。
「夢」の計算式
西野さんは、商品を高く売るための「夢(ラグジュアリー)」の方程式を教えてくれています。
- みんなが知っている(認知度が高い)
- でも、自分は持っていない(普及度が低い)
この差が大きければ大きいほど、その商品は「夢」になり、値段が高くなります。 「モナリザ」の絵が高いのは、世界中の人が知っているのに、本物は世界に1つしかないからです。
もしあなたが何かを売りたいなら、「知っている人を増やす(有名になる)」ことと、「簡単に手に入らないようにする(数を限定する)」ことのバランスが重要なのです。

4. お客さんを「ファン」に変える魔法
機能を売るのには限界があります。 そこで次に大切になるのが、「応援(おうえん)」の力です。 商品を買ってくれる人を、「ただのお客さん(顧客)」から「応援してくれるファン」に変える方法があります。
応援されるための「公式」
人が誰かを応援したくなる時、そこには必ず「理由(応援シロ)」があります。 それも公式で表せます。
人気マンガ『ONE PIECE』のルフィを思い出してください。 彼は第1話で「海賊王におれはなる!(目的地)」と言いましたが、その時はまだ小さな小舟に乗ったただの少年(現在地)でした。 この「距離」があるからこそ、読者は「頑張れ!」と応援したくなるのです。
もしルフィが最初から海賊王だったら、「すごいね」で終わってしまい、物語は始まりません。
「さらけ出す」勇気を持とう
ファンを作るために一番大切なことは、「自分の現在地(まだ足りていない部分)」を正直にさらけ出すことです。
「今、これを目指しているけれど、お金が足りません!」 「実力が足りなくて失敗しました!」
恥ずかしいかもしれませんが、この「足りない部分」を見せることで、人は「助けてあげたい!」「一緒に夢を叶えたい!」と思います。 クラウドファンディングなどが成功するのも、この仕組みを使っているからです。
アクションプラン:
- 大きな目標(目的地)を決めよう。
- 今の自分(現在地)を隠さずに話そう。
- その「距離」を埋めるために頑張る姿を見せよう。

5. この本のメリット・デメリット
『夢と金』を読むことで得られることと、注意点をまとめました。
メリット(良いところ)
- お金のブロックが外れる: 「お金稼ぎ=悪いこと」という思い込みがなくなり、前向きになれる。
- 稼ぐための戦略が分かる: ただ頑張るのではなく、「どうすれば高く売れるか」という賢い戦い方が学べる。
- これからの時代の生き方が分かる: 人口が減っていく日本で、どう生き残るかのヒントが得られる。
デメリット(注意点)
- すぐにお金持ちになれるわけではない: 本を読んだだけで魔法のようにお金が増えるわけではありません。行動が必要です。
- 「機能」を軽視しすぎてはいけない: 「意味」が大事とはいえ、最低限の「機能(ハイスペック)」がないと、そもそも相手にされません。まずはお客さんが満足するレベルを目指す努力も必要です。
まとめ:夢を叶えるために、今日からできること
『夢と金』が教えてくれるのは、「夢を守るためには、お金の知識という武器が必要だ」ということです。
「お金がないから無理」と諦める前に、まずはこの本に書かれていることを知ってください。
- お金は夢を叶えるための「ガソリン」だと知る。
- 「機能」だけでなく、応援されるような「意味」を作る。
- 恥ずかしがらずに「目的地」と「現在地」を周りに伝える。
これらは、小学生の皆さんでも、今日から少しずつ意識できることです。 例えば、夏休みの工作を作る時、「ただ上手な絵(機能)」を描くだけでなく、「どうしてこの絵を描きたいのか(意味)」をみんなに話してみるのも良いでしょう。
お金の勉強をすることは、決して恥ずかしいことではありません。 あなたの素敵な夢を、一生追いかけ続けるために。 まずは「知ること」から始めてみませんか?


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