【小学生でもわかる】橘玲『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』要約|お金持ちの方程式
「もっとお小遣いが増えたらいいのになあ」 「大人になったら、お金持ちになって好きなものをたくさん買いたい!」 そう思ったことはありませんか?
でも、ここで残念なお知らせがあります。実は、ただ真面目に会社で働いているだけでは、お金持ちになるのはとっても難しいんです。
「えっ、どうして? 頑張れば報われるんじゃないの?」と思いますよね。 実は、この世の中には「制度の歪み(ゆがみ)」というバグのようなものがあります。この歪みから生まれるラッキーアイテムこそが、この本のタイトルにもなっている「黄金の羽根(おうごんのはね)」です。
お金持ちたちは、真面目に働くだけでなく、この「黄金の羽根」を拾って、賢くお金を増やしています。 この記事を読めば、学校では絶対に教えてくれない「お金持ちになるための本当のルール」と「黄金の羽根の正体」が分かります。さあ、賢く生きるための冒険に出かけましょう!
この本ってどんな本?
| 本の名前 | お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方(知的人生設計入門) |
|---|---|
| 書いた人 | 橘玲(たちばな あきら) |
| 出版社 | 幻冬舎 ※文庫の新版もあります |
| どんな話? | 国の制度の「歪み」を知っていれば、同じように働いても手元に残るお金が変わる、という話 |
| こんな人に | 本気で資産を増やしたい人/税金や社会の仕組みを知らずに損をしたくない人 |
1. お金持ちになる「たった一つの計算式」
3つの方法しかない!
まず最初に、お金持ちになるための絶対的なルールを覚えましょう。難しそうに見えますが、実は算数の式で表せます。
【お金持ちの計算式】 資産(貯金) = (収入 - 支出) + (資産 × 運用利回り)
これを分かりやすく翻訳すると、お金持ちになる方法は、世界にたった3つしかありません。
- 収入を増やす: たくさん稼ぐこと。
- 支出を減らす: 無駄遣いをしないこと。
- 利回りを上げる: 投資でお金を増やすこと。
「そんなの当たり前じゃん!」と思ったあなた。その通りです。でも、多くの大人はこれを知ってはいても、できていないんです。 この本では、この3つをどうやって攻略するかが書かれています。
投資よりも「自分」と「パートナー」が最強?
最近は「株」や「投資」が流行っていますが、元手(もとのお金)が少ないうちに投資をしても、実はあまり増えません。 100万円を頑張って運用しても、1年で増えるのはせいぜい5万円(5%)くらいです。
それよりも確実なのは、「自分自身」と「パートナー」の力を借りることです。
- 自己投資: 勉強してスキルを身につけて、自分の稼ぐ力を上げる。
- 共働き(ともばたらき): 結婚して夫婦2人で働く。
特に「共働き」は最強です。1人で頑張って100万円貯めるのは大変ですが、2人で働けば貯金できるスピードが倍以上になります。 「お金に働かせる」前に、まずは「自分がしっかり稼ぐ」のが一番の近道なんです。
2. 日本のルールの「歪み」に気づこう!
サラリーマンは「税金」で損している?
さて、ここからがこの本のメインテーマ、「黄金の羽根」の話です。 著者の橘さんは、「サラリーマンは税金のルールで損をしている!」と言います。
日本で普通に会社員として働くと、お給料をもらう前に、税金や社会保険料というお金が勝手に引かれています(天引き)。 だいたい、稼いだお金の3割くらいが国に持っていかれてしまうのです。
【サラリーマンのお金の流れ】
- 稼ぐ
- 先に税金を取られる(約30%!)
- 残ったお金で生活する
これだと、どんなに頑張って働いても、手元に残るお金は少なくなってしまいます。
黄金の羽根の正体「マイクロ法人」
そこで登場するのが、「マイクロ法人(ひとり会社)」という裏技です。 これは、自分ひとりだけの小さな会社を作ってしまうこと。
会社を作ると、お金の使い方のルールが劇的に変わります。
【会社(マイクロ法人)のお金の流れ】
- 稼ぐ
- 経費を使う(仕事に必要なものを買う)
- 残ったお金にだけ税金がかかる
会社の場合、仕事で使うパソコン代、家賃の一部、勉強のための本代、打ち合わせの食事代などを「経費」として、税金を計算する前の収入から引くことができます。
つまり、「税金を払う前に、必要なものにお金を使える」のです。 これが、国のルールの「歪み」を利用した、お金持ちへの近道(黄金の羽根)なんです。

3. あなた自身が「数億円」の資産!?
人的資本(じんてきしほん)という考え方
「僕にはお金がないから、資産なんてないよ…」 そう思うかもしれませんが、実はあなたはすでに「数億円」の価値がある資産を持っています。
それは、「これから働いて稼ぐ力(人的資本)」です。
例えば、年収500万円で40年間働くとすると、生涯で2億円も稼ぐことになります。 つまり、あなたは「2億円を生み出す工場」のようなものなんです。
長く楽しく働くことが最大のリスクヘッジ
人生100年時代と言われる今、老後にお金がなくなるのが心配ですよね。 一番の解決策は、「長く働くこと」です。
60歳で引退するのではなく、70歳、80歳まで働けば、老後の心配はほとんどなくなります。 でも、嫌な仕事を80歳まで続けるのは地獄ですよね。
だからこそ、「好きなことを仕事にする」や「フリーランス(雇われない働き方)」になって、人間関係のストレスを減らしながら、細く長く稼ぎ続けることが大切だと、この本は教えてくれます。
4. この本のメリット・デメリット(注意点)
読者の理解を深めるために、この「黄金の羽根」の考え方の良い点と、注意すべき点を整理します。
| メリット(良いところ) | デメリット(注意点) | |
|---|---|---|
| 内 容 | ● 税金の仕組みがよく分かる ● サラリーマン以外の生き方の選択肢が増える ● 無駄な保険や支出を見直すきっかけになる | ● 「マイクロ法人」を作るのは上級者向けで難しい ● 失敗するとコストがかかる ● 本の内容が少し古い部分がある(2002年発売) |
いきなり会社を作るな!
「マイクロ法人は最強だけど、いきなり作るのはハードルが高いよ!」。
会社を作ると、維持するだけでお金がかかったり、手続きが大変だったりします。 だから、まずは「副業」から始めて、「個人事業主(フリーランス)」になることを目指しましょう。
個人事業主でも、「経費」を使って節税することは十分できます。 まずは小さく稼いで(月5万円〜10万円)、個人事業主として「黄金の羽根」の練習をするのがおすすめです。

【体験談】この本を読んで、私が調べたこと
ここからは、実際にこの本を読んだ私の話をさせてください。
読もうと思ったきっかけは、タイトルでした
正直に言うと、この本を手に取った理由は単純です。
「黄金の羽根の拾い方」というタイトルにインパクトがあったから。ただそれだけでした。
お金の本はたくさんありますが、「羽根を拾う」という言い方は聞いたことがありません。いったい何のことだろう、と気になって開いてみたのが始まりです。
一番なるほどと思ったのは、お金持ちの計算式
読んでいて一番しっくりきたのは、やはり最初に出てくる3つの方法でした。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
本当にこの3つしかない、とハッキリ言い切ってくれるのが良かったです。お金の話はどうしても複雑になりがちですが、結局はこの単純な式に戻ってくる。やることが整理されて、頭の中がすっきりしました。
「これは自分には難しいな」と思ったところ
逆に、読んでいて手が止まったのがマイクロ法人の話です。
理屈は分かりますし、確かに一番効果が大きいのだと思います。でも、会社を作って維持していくというのは、今の自分にはかなり遠い話に感じました。ここは正直、すぐには手が出せないなというのが本音です。
読んだあと、税金を調べてみて分かったこと
読み終えたあと、実際にやってみたことがあります。自分にかかっている税金を調べてみたのです。
そこで分かったのは、あまり気持ちのいい事実ではありませんでした。
会社員は、お給料をもらう前の段階で税金を引かれてしまうので、あとから打てる手がほとんどないのです。本のなかで「サラリーマンは損をしている」と書かれていた意味が、調べてみて初めて実感できました。
会社員にできる節税を探してみても、ふるさと納税くらいしか見つかりませんでした。個人事業主のように経費を使って調整する、という選択肢がそもそもないのです。
この本を読んでも、すぐに何かが劇的に変わったわけではありません。ただ、「自分が今どういう仕組みの中にいるのか」を知れたことは大きかったと思っています。知らずに損をしているのと、知ったうえで選んでいるのとでは、まったく違うからです。
この本をおすすめしたい人
私が読んでほしいのは、本気で資産を増やしたいと思っている人です。
なんとなく貯金しているだけ、なんとなく投資を始めてみただけ、という状態から一歩進みたい人にとって、この本は「そもそものルール」を教えてくれます。
ルールを知らないまま頑張るのと、知ったうえで頑張るのとでは、同じ努力でも結果が変わってきます。まずは知ることから始めてみてください。

まとめ:知識という「武器」を手に入れよう!
『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』は、単なるお金儲けの本ではありません。 「国のルールや仕組みを知らないと、損をしてしまうよ」ということを教えてくれる本です。
いきなり会社を作るのは難しいかもしれませんが、今日からできることもあります。
- 「収入-支出」を見直す: 無駄な保険や家賃を減らす。
- 知識をつける: 税金や制度について調べてみる。
- 稼ぐ力をつける: 副業や勉強を始めて、「自分という資産」を育てる。
「お金持ちになるのは運」ではなく、「ルールを知っているかどうか」です。 あなたもこの本を読んで、道端に落ちている「黄金の羽根」を見つける知恵を身につけてみませんか?
きっと、世界の見え方がガラッと変わるはずですよ!


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