明日できることは今日やるな。『なまけもの時間術』要約|ひろゆき

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明日できることは今日やるな、ひろゆき流ナマケモノが勝つ理由、というタイトル画像。森の道で、汗をかいて必死に走るウサギの横を、ジュースを飲みながら電動キックボードに乗ったカメがのんびり進んでいる 自己啓発・マインド
明日できることは今日やるな、ひろゆき流ナマケモノが勝つ理由、というタイトル画像。森の道で、汗をかいて必死に走るウサギの横を、ジュースを飲みながら電動キックボードに乗ったカメがのんびり進んでいる

「毎日忙しくて、時間が足りない!」 「やらなきゃいけないことが多すぎて、もうヘトヘト……」 「もっと楽に生きたいけど、それじゃダメな人間になっちゃうのかな?」

 もしあなたが、そんなふうに毎日何かに追われて疲れているなら、この記事はあなたのためのものです。

 私たちは学校や社会で、「時間を大切にしなさい」「テキパキ動きなさい」「努力は素晴らしい」と教わってきました。 でも、もし「頑張らないほうが、実はうまくいく」としたらどうでしょう? 「怠(なま)け者こそが、最強の勝ち組になれる」としたら?

 今日ご紹介するのは、そんな常識(じょうしき)をひっくり返す、ちょっと変わった「時間術」の本です。 著者は、あの巨大掲示板(けいじばん)「2ちゃんねる」を作ったひろゆきさん。

 この本には、「いかにサボりながら、最高の結果を出すか」という、賢(かしこ)いナマケモノになるための秘密(ひみつ)が書かれています。 やさしく解説(かいせつ)していきますね。

これを読めば、あなたの肩(かた)の荷が降りて、明日から少しだけ「手抜き」をするのが楽しみになりますよ!

Relax and Win.!

この本ってどんな本?

本の名前なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23
書いた人ひろゆき(西村博之)
出版社Gakken(2020年4月)
どんな話?時間をやりくりして頑張るのではなく、頑張らずに時間を余らせて楽しく生きるための23の考え方を紹介する本
こんな人に毎日忙しくて疲れている人/「頑張らなきゃ」と自分を追い込みがちな人

著者のひろゆきさんは、大きな掲示板サイト「2ちゃんねる」を開設した人です。本の目次には「『時間を守る』って、そんなにエラいわけ?」「迷うのは『人生の岐路』だけでいい件」「好きを仕事にしない、という選択」など、ひろゆきさんらしい言葉で23のセオリーが並んでいます。


1. そもそも「時間術」の考え方が間違っている?

 まず最初に、衝撃的(しょうげきてき)な事実をお伝えします。 多くの人が考える「時間術」は、「短い時間でたくさんの仕事を詰め込むこと」だと思っていませんか? スケジュール帳を分刻みで埋(う)めて、テキパキ動くことが「できる人」だと思われがちです。

 でも、この本の考え方は全く逆(ぎゃく)です。 「時間はやりくりするものではなく、余らせるもの」なのです。

「ナマケモノ」は実は賢い

 動物のナマケモノを知っていますか? 彼らは一日中木の上で動きませんが、絶滅(ぜつめつ)せずに生き残っています。 無駄(むだ)に動き回ってエネルギーを使わないことで、厳しい自然界を生き抜いているのです。

 人間も同じです。 これから紹介する「ナマケモノ時間術」は、「どれだけ楽をして、楽しく生き残るか」を目指すものです。 「頑張って時間を空ける」のではなく、「最初から頑張らないで済む方法を考える」。 これが、これからの時代を生き抜く「無敵(むてき)のセオリー」なのです。


2. 明日できることは、今日やるな!

「今日できることは、今日やりなさい」 先生やお母さんに、そう言われたことはありませんか? でも、ひろゆきさんはこう言います。 「明日できることは、今日やるな」

これには、ちゃんとした理由があるんです。

後出しじゃんけんが最強?

 例えば、みんなで協力して資料(しりょう)を作る宿題が出たとします。 真面目なA君は、すぐに取り掛かって、イチから枠組みを作って頑張りました。 一方、ナマケモノのB君は、ギリギリまで待ちました。

 するとどうでしょう。 先に動いた人たちが作った「見本」や「フォーマット」が出来上がっています。 B君は、それを真似(まね)したり、参考にして作るだけでいいので、あっという間に終わってしまいました。 しかも、後から作ったほうが最新の情報が入っているので、完成度が高くなることさえあります。

「早くやること」が、必ずしも「効率がいいこと」とは限りません。 状況を見て、あえて「待つ」ことで、楽に成果を出せることもあるのです。

あとまわしの方が、うまくいくこともある、というイラスト。地図を持ったウサギがトゲのあるつるだらけの道で困っている横で、サングラスのカメが舗装された道をキックボードですいすい進んでいる

3. 「頑張らない」勇気を持とう

 日本人は特に、「長時間働くこと」や「苦労すること」が偉(えら)いと思いがちです。 でも、それは大きな間違いです。

「時給」で働くのをやめよう

 アルバイトのように「1時間働いたら〇〇円もらえる」という働き方(時給)は、実はとっても効率が悪いんです。 なぜなら、どんなに頑張ってすごい成果を出しても、もらえるお金は変わらないから。

 これからの時代に大切なのは、「どれだけ価値(かち)のあるものを作ったか(成果)」です。 10時間かけて普通の絵を描くより、1時間ですごい絵を描くほうが評価されます。 時間を切り売りするのではなく、「自分だけの価値」を高めることに集中しましょう。

自分がやらなくていいことは、他人に任せる

「自分が休んだら迷惑(めいわく)がかかる……」と思って無理していませんか? 残酷(ざんこく)なようですが、あなた一人がいなくなっても、会社や学校はなんとかなるものです。

 優秀なナマケモノは、「自分じゃなくてもできること」は徹底的(てっていてき)に他人に任せます。 そして、「自分にしかできないこと(アイデア出しや、好きなこと)」に全力を注ぎます。

 この本には、「堂々(どうどう)と休む勇気を身につける」というセオリーがあります。休みたいときは、こそこそせずに、胸を張って休めばいいのです。 自分の人生という貴重な時間を、やりたくないことのために犠牲(ぎせい)にしてはいけません。


4. 幸せのカギは「没頭(ぼっとう)」にあり

 時間が余ったとき、あなたは何をしますか? 「暇(ひま)だなぁ」とボーッとしていると、人間はロクなことを考えません。 「将来が不安だ」「あの時失敗したな」と、ネガティブなことばかり考えてしまうようにできているんです(これは昔、生き残るために危険を探す必要があったからです)。

ストレスを消す魔法

 だからこそ、「暇な時間を作らない」ことが幸せのコツです。 「えっ、忙しくしろってこと?」 いいえ、違います。 「好きなことに夢中になる時間」で埋め尽くすのです。

 ゲームでも、映画でも、プラモデル作りでも何でもOK。 何かに「没頭(ぼっとう)」しているとき、人間はストレスを感じにくくなります。嫌なことを忘れるくらい夢中になれる「推(お)し活」や「趣味」を持つこと。 それが、最強のストレス解消法であり、人生を楽しむ秘訣(ひけつ)です。

好きこそものの上手なれ

 ただし、ひろゆきさんは本の中で「好きを仕事にしない、という選択」もあると書いています。好きなことを、必ずしも仕事にしなくてもいいのです。仕事にするかどうかも、自分で決めていい。そこまで含めて「自分の時間の使い方」なのだと思います。

夢中になれば、不安なんて消えちゃうよ、というイラスト。木の枝に座ったナマケモノがヘッドホンをしてゲームに夢中になっていて、まわりの不安やイライラのおばけは近づけずにいる

5. この「ナマケモノ時間術」のメリット・デメリット

この考え方を取り入れるとどうなるか、良い点と注意点を整理してみましょう。

   メリット(良いところ)デメリット(注意点)
心「やらなきゃ」というプレッシャーがなくなり、ストレスが激減します。周りの人から「やる気がない」と勘違(かんちが)いされるかも?
時 間嫌なことをやめるので、大好きなことをする時間が増えます。自分で「何をするか」を決めないといけないので、考える力が必要です。
仕 事効率よく成果を出せるようになり、結果的に評価されることも。言われたことだけやる仕事(単純作業)には向かないかもしれません。

6.【体験談】この本を読んで、私が変えたこと

ここからは、実際にこの本を読んだ私の話をさせてください。

「なまけもの」という題名と、ひろゆきさんという著者

この本を手に取った理由は、まず題名のインパクトでした。

「時間術」の本といえば、普通は「どうやって効率よく時間を使うか」を教えてくれるものです。そこに「なまけもの」という言葉がついている。それだけで、ほかの時間術の本とは何かが違いそうだと感じました。

しかも著者は、ひろゆきさんです。何か面白いことを書いているのではないか。そう興味を持って読み始めました。

一番なるほどと思ったのは「時間を切り売りしない」という発想

読んでいていちばん納得したのは、記事の3章で紹介した「時給で働くのをやめよう」という話です。

記事では「10時間かけて普通の絵を描くより、1時間ですごい絵を描くほうが評価される」というたとえを使いました。

正直に言うと、このたとえそのものは、才能がないと難しいと思います。1時間ですごい絵を描ける人は、そう多くはありません。

でも、その奥にある考え方には、とても納得しました。

時間を切り売りするのではなく、「自分だけの価値」を高める。

何時間働いたかではなく、何を生み出したか。自分にしかできないことは何か。そこに目を向けるという発想は、才能のあるなしに関係なく、誰にでも持てるものだと思います。

正直むずかしいと思ったのは「没頭できる趣味がない人は?」

いっぽうで、読んでいて疑問に感じたところもあります。

記事の4章で紹介した「好きなことに没頭して、ストレスを解消しよう」という話です。

ヒマだとネガティブなことを考えてしまう。だから好きなことに夢中になろう。理屈はよく分かります。

ただ、没頭できるほどの趣味がない人は、どうすればいいのでしょうか。

ゲームでも映画でも何でもいい、と言われても、時間を忘れるほど夢中になれるものが、誰にでもあるわけではありません。むしろ、それが見つからなくて困っている人も多いのではないかと思います。

このストレス解消法は、「夢中になれるものがある人」には効果がありそうですが、そうでない人にとっては、ここがいちばんのハードルになりそうです。

読んだあとに始めたこと:「本当に自分が納得できるのはどれ?」と1回考える

この本を読んで、実際に始めたことがあります。

記事のまとめにある「自分軸で生きる」を意識して、何かを自分で決められる場面では、「本当に自分が納得できる決断はどれだろう?」と1回考えるようにしました。

私たちは何かを決めるとき、つい周りの声に引っぱられます。あの人はこう言っている、普通はこうする、みんなこうしている。

でも、人がああだこうだ言うことではなく、自分が納得できるかどうか。

一度立ち止まって、それを自分に聞いてみる。たったそれだけのことですが、自分の時間を自分で選んで使うための、小さな一歩だと思っています。

この本をおすすめしたい人

私がこの本を読んでほしいのは、日々の生活に追われて、「自分の時間がほしい」と感じている人です。

時間が足りないとき、私たちはつい「もっと効率よく、もっと速く」と考えます。でもこの本は、そもそもの時間の使い方、考え方そのものを問い直してくれます。

この本を読んで、今の時間の使い方と考え方を見直すきっかけにしてもらえたらと思います。

7. まとめ:自分だけの「幸せのルール」を作ろう

『なまけもの時間術』のポイントをおさらいしましょう。

  1. 頑張らない: 時間を詰め込むのではなく、余らせて楽しむのが正解。
  2. 後回しにする: 明日できることは明日やる。待つことで得することもある。
  3. 任せる: 自分じゃなくてもいい仕事は、他人や機械に任せてしまおう。
  4. 没頭する: 暇な時間はネガティブの元。好きなことに熱中してストレスを消そう。
  5. 自分軸で生きる: 「みんなが持っているから」ではなく、「自分が必要か」で選ぶ。

 大切なのは、「自分が幸せかどうか」です。 お金持ちにならなくても、高級な車を持っていなくても、毎日が楽しくてストレスがなければ、それは「勝ち組」なんです。

 今日から、無理して頑張るのをやめてみませんか? 「サボる」のではありません。 「自分の人生を取り戻すための工夫」をするのです。

 まずは、今日やる予定だった嫌なことを一つだけ、「これ、明日でもいいかな?」「やらなくても死なないかな?」と考えてみてください。 その空いた時間で、大好きなマンガを読んだり、お昼寝をしたりしましょう。 それが、ナマケモノ流の「最高の生き方」への第一歩ですよ!

 最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。 この記事が、忙しすぎる毎日から少しだけ抜け出し、みなさんが「自分らしい時間」を見つけるヒントになればとっても嬉しいです。 今日も一日、のんびりいきましょうね!

Q
ひろゆきさんの本は初めてですが、毒舌で怖い内容ですか?
A

いいえ、非常に論理的で優しい語り口です。 「頑張らなくていいんだよ」というメッセージが根底にあるため、むしろ「心が軽くなった」「救われた」という感想が多く寄せられています。

Q
普通の会社員や主婦でも実践できますか?
A

はい、誰でもできる「考え方のシフト」が中心です。 特別なスキルや才能は必要ありません。「『時間を守る』って、そんなにエラいわけ?」「自分がいなくても、世の中は回っている」のように、当たり前だと思っていることを問い直す話を通じて、無駄を省く考え方が自然と身につきます。

Q
Kindle UnlimitedやAudible(聴く読書)の対象ですか?
A

はい、Audible版も対象です。 ひろゆきさんの話し言葉に近い文体なので、音声で聞くとご本人が喋っているかのような臨場感があり、通勤・通学中の「ながら聴き」に最適です。

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