著書「サイコロジー・オブ・マネー」に学ぼう

サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット お金のこと

お金持ちになるための、一番大切なお話

 みんな、こんにちは! 今日は、世界中で大ヒットしている「サイコロジー・オブ・マネー(お金の心理学)」という本から、一生お金に困らないで楽しく生きるための、とっても大切なお話を三つ紹介するよ。

この本を書いたモーガン・ハウセルさんは、今も金融(きんゆう:お金を扱う仕事)のプロとして働いているすごい人なんだ。

この本の一番大切な考え方は、「お金持ちになるかどうかは、頭の良さ専門的な知識よりも、どんな行動をとるか、そして心の持ち方が大事だよ」ということなんだ。

例えば、こんなおかしな話があるよ。 一人は、ハーバード大学を出て、大手の金融会社で偉い人になったけれど、欲(よく)を出しすぎて、最後はお金を全部失ってしまった人。 もう一人は、毎日地道に働く清掃員(せいそういん)だったけれど、なんと約8億円もの財産(ざいさん)を築くことができた人。

お金のプロが失敗して、素人(しろうと)が成功したなんて、びっくりだよね! これはなぜかというと、二人の性格の違い、つまり欲張りだったか、我慢強かったかの違いなんだ。

どれだけ難しい金融の知識を持っていても、自分の気持ちをコントロールできなければ、お金持ちにはなれないんだ。逆に、専門的な知識がなくても、簡単なことをコツコツと続ければ、誰でも豊かになれるのが、お金の世界の面白いところなんだよ。

だから、「自分にはお金の知識がないから」とがっかりする必要は全くないんだ。私たち人間には「感情」があるから、いつもAI(人工知能)みたいに合理的な(正しい)判断ができるわけではないけれど、お金と賢く付き合うには、お金にまつわる人間の心理(マインド)を知ることが大事なんだ。

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1つ目:お金がくれる一番の宝物 「自由」

さて、お金が私たちにもたらしてくれる一番の価値はなんだと思う? 高級な車やブランド品を買うこと?それとも、高いタワーマンションに住むこと?

答えはね、「自由(じゆう)」だよ! これらの欲しいものよりも、お金がもたらしてくれる自由のほうが、ずっと価値があるんだ。

自由とは、「好きな時に、好きな人と、好きなだけ、好きなことができる」ということ。これは、何にも代えられないくらい大切なことだよね。

研究でも、幸せな人たちに共通しているのは、「自分の人生を自分でコントロールしている」という感覚を持っていることだと分かっているんだ。どんなに給料が高くても、どんなに偉い仕事をしていても、自分の時間を自由に使える生活のほうが、人を幸せにしてくれるんだ。

お金は、この自由と交換できる「引き換え券」みたいなものなんだね。

もし少し貯金があれば、病気で数日仕事を休んでもお金の心配をしなくて済むし、もっと貯金があれば、気持ちも楽になるよ。だって、「もしこの仕事をクビになっても、貯金があるから大丈夫!」と思えるから。

さらにたくさん貯金があれば、給料が安いけれど「自分の本当に好きな仕事」を選ぶことができるようになる。

現代の人が失った「時間」のコントロール権

 最近、「FIRE(ファイア)」といって、早くお金を貯めて、嫌な仕事を辞めて自由に生きたいという考え方が流行っているよね。これは、お金がくれる自由の価値に気づいた人が増えたということなんだ。

どうして、みんなそこまで自由を求めるようになったのかな? それは、現代の私たちは、昔よりずっと豊かになったけれど、その代わりに「自分の時間をコントロールする権利」を失ってしまったからなんだ。

昔の仕事の多くは工場での肉体労働だったから、仕事が終われば工場を出て、その日はもう仕事ができなかった。でも今はどうかな? スマホやパソコンのおかげで、家でも仕事ができるようになったよね。 通勤中でも、ご飯を作っている時でも、夜中に目が覚めた時でも、ずっと仕事のことを考え続けてしまうかもしれない。

つまり、仕事と自分の時間の境目(きょうかい)がなくなってしまったんだ。

自分の時間をコントロールできないことは、ストレスにつながり、幸福度(こうふくど)を下げてしまうんだ。だからこそ、みんな「早くこの生活から抜け出して自由になりたい!」と願っているんだね。

貯金は未来を守る最強の盾

 この本では、すべての人が貯金をすべきだと強調しているよ。 「マイホームのため」「老後のため」といった特定の目的のためだけでなく、目的がなくても貯金すべきなんだって。

なぜなら、私たちが生きているのは「一寸先は闇」、つまり何が起こるか分からない、変化の激しい時代だから。貯金は、この激しい変化に対する「備え」なんだ。

貯金があれば、「選択肢(せんたくし)」「柔軟性(じゅうなんせい:融通がきくこと)」が手に入る。この柔軟性こそが、頭の良さだけでは勝てない現代で、最強の武器になるんだ。

著者は、「少額の貯金をすることは、誰かに支配されていた自分の未来を、少しずつ奪い返していることだ」と言っているよ。貯金は、未来の自由を取り戻すための、とても大切な行動なんだね。

そして、お金を貯める方法には、「収入を増やす」「投資をする」「節約して支出を減らす」の三つがあるけれど、収入や投資は自分でコントロールするのが難しい。でも、節約して支出(ししゅつ:お金を使うこと)を減らすのは、唯一、自分でコントロールしやすい領域なんだ。

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2つ目:世界最強の魔法 「複利」の力

 お金を貯めることができたら、次は「投資」についても考えてみよう。

投資の一番大事なアドバイスは、とってもシンプルだよ。それは、「黙って、じっと待て」ということ。

これは、「複利(ふくり)」という、ものすごい力の秘密なんだ。

宇宙最強の力、複利とは?

複利とは、投資で得た利益(りえき)を、使わずにまた元のお金(元本)に加えて、再び投資すること。そうすると、利益がまた新しい利益を生み出し、どんどん雪だるま式にお金が膨らんでいくんだ。アインシュタインという偉い科学者も、この複利のことを「宇宙で最強の力」と呼んだほどすごいものなんだよ。

具体的な例で見てみよう。もし君が100万円を貯めて、それを年4%で運用できるインデックスファンド(比較的堅い投資方法)に入れたとしよう。

もし1年目に得た4万円の利益を全部使ってしまったら、次の年もその次の年も、利益は毎年4万円ずつしか増えない(これは単利というよ)。

でも、もしこの4万円を使わずに、元本(100万円)に足して再投資(さいとうし)したらどうなるかな? 2年目の運用は104万円から始まるから、利益は4万円より少し増えて41,600円になる。3年目には、さらに利益が増えた元本で運用するから、利益はもっと増える。

初めのうちは単利と複利で大きな違いはないけれど、これが10年、20年、30年と長くなると、信じられないくらいの差が生まれるんだ。

• 100万円を4%で10年間運用:約148万円(約1.5倍)

• 100万円を4%で20年間運用:約219万円(約2.2倍)

• 100万円を4%で60年間運用:約1050万円(約10.5倍!)

時間が長ければ長いほど、複利の力はどんどん大きくなるんだ。

ウォーレン・バフェットから学ぶこと

 世界で一番有名な大投資家、ウォーレン・バフェットさんを知っているかな? 彼は約8.5兆円という、途方もない財産を持っているけれど、このほとんどのお金は、彼が50歳を過ぎてから増えたものなんだ。 さらに、そのうちの多くは、60代半ば以降に増えているんだよ。

つまり、彼の成功は、投資の才能があったからだけでなく、長い長い間(約75年間)投資家であり続けたこと、つまり「時間」が最大の要因なんだ。

だからこそ、投資で成功するための最大の秘訣は、「時間軸を長くすること」なんだ。時間を味方につけて複利を活用するためには、大きなリスクをとって大儲けを狙うよりも、経済的に破滅しないで、できるだけ長い間、投資を続けられることが大切なんだ。

投資の最重要アドバイスは、まさに「黙って、じっと待て」なんだね。

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3つ目:投資の「入場料」を払おう

 最後に、成功するためには絶対に忘れてはいけない心構え(こころがまえ)についてお話しするよ。それは、「この世の中に、無料のものなんて何一つない」ということ。

何かで成功したいと思ったら、必ず「代償(だいしょう)」、つまり必要な「犠牲(ぎせい)」を払わなければいけないんだ。

例えば、いい学校に入りたかったら、遊びたい気持ちを我慢して、一生懸命勉強する代償が必要だよね。

投資の世界でも同じで、成功したいなら代償を払わないといけない。 その代償とは、株や通貨の値段が大きく変わる「値動きの変動(ボラリティ)」や「あの時売っておけばよかった」という「後悔」といった、不安やストレスに耐えることなんだ。

もし、この代償を払わずに利益だけを得ようとするのは、「ずる賢い泥棒(どろぼう)」と同じだと、著者は言っているよ。投資の神様は、代償を払わずにリターンを求める人を嫌うんだって。

罰金ではなく「入場料」

 だから、投資につきまとうこの「恐怖」や「不安」を、「罰金(ばっきん)」や「ペナルティ」だと考えちゃいけない。

著者は、これを「入場料(にゅうじょうりょう)」だと考えるように教えているよ。

 遊園地の入場料を払うと、その代わりに最高に楽しい一日を過ごせるよね。入場料は、楽しい体験をするために必要な価値のあるお金だ。 それと同じように、投資の世界でも、株価が上がったり下がったりする不安定さ(ボラリティ)は、お金を増やすためのリターンを得るために、必ず必要な「価値のある入場料」なんだ。

この入場料を払う覚悟があれば、不安や恐怖と正しく向き合うことができるようになるんだね。

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まとめ

 今日のお話のまとめだよ。

1. お金がくれる最大の宝物は、何物にも代えがたい「自由」。貯金をして、誰にも支配されない自分の未来と、激動の時代を生き抜く「柔軟性」を手に入れよう。

2. 投資の最強のアドバイスは「黙って、じっと待て」。時間を味方につけて、宇宙最強の力である「複利」を活用することが大切だよ。

3. 成功に「無料」はない。投資で感じる不安や恐怖は、利益を得るために必要な「入場料」だと受け入れよう。

知識よりも行動と心の持ち方が大切。この三つの考え方を知って、みんなも豊かな人生を送れるように、今日からできることを始めてみようね!

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