【要約】『漫画 お金の大冒険』両学長|子どもと学ぶお金の5つの力

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黄金のライオンが、稼ぐ・貯める・増やす・使う・守ると書かれた5つの玉を抱えている、お金の5つの力のタイトル画像 人間関係・心理学

 みんな、こんにちは! 今日は、ベストセラー『本当の自由を手に入れる お金の大学』を書いた両学長(両@リベ大学長)の漫画、『漫画 お金の大冒険 黄金のライオンと5つの力』から、お金と上手に付き合って楽しく生きる方法を教わります。

これは、難しいお話じゃなくて、君たち一人ひとりが、将来、お金の心配をせずに、好きなことをして生きていくための「5つの魔法の力」のお話なんだ。

 お金と上手に付き合うために、特別な才能(さいのう)や頭の良さはいりません。大切なのは、この5つの力をバランスよく育てていくことなんだよ。

さあ、5つの力を、一つずつ見ていきましょう!

この本ってどんな本?

本の名前漫画 お金の大冒険 黄金のライオンと5つの力
書いた人両@リベ大学長(YouTube「リベラルアーツ大学」)
出版社ダイヤモンド社(2025年)
どんな話?異世界に飛ばされた小学生のソータが、お金の妖精リョーちゃん、水の国の少女メグといっしょに旅をしながら、「稼ぐ・貯める・増やす・守る・使う」の5つの力を身につけていく冒険漫画
こんな人にお金の基本を楽しく学びたい小学生/子どもといっしょにお金の話をしたい親

オールカラー556ページの大ボリュームで、すべての漢字にふりがなが付いているので、小学生でも読めます。各話の最後には、内容をまとめた「おさらい」や、自分で考える「やってみようコーナー」もあります。

1. 5つの魔法の力をバランスよく育てよう!

まず、お金持ちになるための土台(どだい)として、5つの力が大切だよ。

  1. 稼ぐ力(かせぐちから):自分の能力を使って、お仕事をしてお金を稼ぐ、基本中の基本の力です。
  2. 貯める力(ためるちから):無理なく節約して、使うべきではないお金をしっかり手元に残す力です。
  3. 増やす力(ふやすちから):投資(とうし)を使って、自分自身が働かなくても、お金に働いてもらって未来のお金を増やす力です。
  4. 使う力(つかうちから):お金を、ムダなものではなく、将来の自分を助けてくれる、本当に価値のあるものに使う力です。
  5. 守る力(まもるちから):せっかく貯めたり増やしたりしたお金を、詐欺(さぎ)などの悪いトラブルから守る力です。

 もしこの5つのうち、一つでも欠けてしまうと、まるで底に穴が空いたバケツのように、お金は君の元から流れ出ていってしまいます。だから、全部の力をバランスよく鍛えることが大切なんだね。


王冠をかぶった黄金のライオンが、稼ぐ・貯める・増やす・使う・守ると書かれた5つの玉を抱えている。守るの玉にはひびが入って、中身がこぼれている

2. まず心の準備と「稼ぐ力」を磨こう!

心のブロックを外す!

 実は、お金持ちになるための最初の壁(かべ)は、君の心の中にあるかもしれません。 みんなは、「お金持ちって、なんだかずるい人だ」「欲張りな人だ」なんて思っていませんか?

もしそう思っているなら、それは「マインドブロック」という心の壁がかかっている証拠かもしれないね。漫画や映画では、お金持ちが悪い人として描かれることが多いけれど、それは社会が作った思い込み(すりこみ)なんです。

 多くのお金持ちは、悪いことをしてお金を稼いだわけではありません。社会の役に立ったり、誰かに「ありがとう」と言われたりする良い行いをたくさん積み重ねてきたから、今お金を持っているんです。だから、お金持ちになることは、悪いことではないんだと素直に認められるようになりましょう。

稼ぐ力はスタート地点!

 お金持ちになるための5つの力の中で、一番大切なスタート地点は、やっぱり稼ぐ力です。

稼ぐ力がなければ、貯めるお金もないし、増やすための元手(もとで)もありません。他の4つの力がどれだけあっても、現実には全く役に立たないんです。だから、働くことから逃げちゃダメだよ。

稼ぎ方には、大きく分けて2種類あります。

  1. サラリーマン:誰かに雇われて、お給料をもらう働き方。日本で働いている人の約9割が、この働き方をしています。
  2. 事業(商売):自分自身で商売を始める働き方。

 最近は、YouTubeやInstagramのように、スマホ1つあれば、お金をかけずに商売を始めやすい環境が整っています。

 どんな働き方でも、一番大切なのは、「自分の仕事は誰かの役に立っているんだ」と考えることです。例えば、工場でパンの仕分けをする仕事でも、そのパンが誰かの食卓に届いて、その人を笑顔にしていると思えば、仕事のモチベーション(やる気)が大きく上がるよね。

 稼ぐ力は、単にお金を増やすことだけでなく、仕事を通じて自分の社会での役割を知り、自分に自信を持つ(自己効力感を高める)ことにも繋がるんだよ。

3. 「貯める力」と上手に「使う力」

無駄遣いをやめて貯める力を鍛えよう!

 稼ぐ力が身についたら、次は貯める力が重要になります。

 例えば、年収(1年間に稼ぐお金)がそれほど多くなくても、上手に節約してしっかり貯金している人もいます。反対に、年収がとても多いのに、高いものを買いすぎて、ほとんど貯金できていない人もいるんです。

 貯める力を高めるための秘訣は、家計簿(かけいぼ)をつけることです。

家計簿には、入ってきたお金(収入)と、使ったお金(支出)を記録して、何にどれだけ使ったかを「見える化」しよう。

支出を2つの箱に分けて記録すると、もっと分かりやすくなるよ。

  1. 基礎生活費:生きていくために最低限必要な費用(食費や家賃など)。
  2. ゆとり費:なくても生きていけるけれど、あると心が楽しくなる費用(友達と遊ぶ、旅行、外食など)。

 節約しようとすると、「ゆとり費」を全部削ろうとしがちです。でも、ゆとり費は、私たちの「心の健康」を守るための費用なんです。ゆとり費を極端に削ってしまうと、生活が楽しくなくなって、心の健康が損なわれてしまいます。

 だから、どちらかだけを削るのではなく、基礎生活費とゆとり費のバランスを整えながら、ムダなものがないか両方同時にチェックして節約するのが、上手な貯め方なんだ。

お金は使ってこそ意味がある!使う力を磨こう!

 お給料を貯めるだけが目的になってしまったら、本末転倒(ほんまつてんとう:一番大事なことが手に入れられなくなること)です。お金は、使って初めて意味があるんです。

使う力とは、ムダ遣いをするのではなく、自分にとって本当に必要なものや、将来の自分を助けてくれるもの(自己投資)にお金を使う力のことです。

 本当に必要なものを買うときは、その「値段が適切かどうか(相場)」を意識することが大事です。

 例えば、勉強に必要な「消しゴム」を買うのは自己投資として必要です。でも、もしその消しゴムが1万円で売られていたらどうかな?いくら必要でも、それは良い買い物とは言えません。

 相場(一般的な値段)を知っておくことで、高すぎる値段で買うのを避けたり、逆にすごくお得に買えるチャンスを見つけたりできるようになるんです。

 また、値段が安いものにも、なぜ安いのかという理由をしっかり見極める必要があります。安かろう悪かろうという言葉があるように、見た目は高性能でも、すぐに壊れてしまっては結局損をしてしまいます。値段の裏側にある事情まで考えて、賢くお買い物をするのが、上手な「使う力」なんだね。

4. お金に働いてもらう!「増やす力」の秘密

投資はリンゴの木を育てること

 稼ぐ力、貯める力、使う力が身につくと、銀行にどんどんお金が貯まっていきます。でも、銀行に眠っているお金は、それ自体が増えてはくれません。

そこで必要になるのが増やす力、つまり投資です。投資とは、お金を使って、未来のお金を増やすことです。

投資を「リンゴの木」に例えてみましょう。

 君が庭にリンゴの木を植えるとき、最初はお金(種や土)や手間(労力)がかかります。これが投資の始まりです。でも、一度植えてしまえば、君が何もしなくても木は勝手に育っていきます。そして、時間が経つと、たくさんの美味しいリンゴの実(利益)をつけてくれるんだ。

 投資も同じです。最初にお金や労力を費やして、あとは時間に任せてお金を成長させ、利益(リターン)を産んでもらうことなんだ。

 昔は、投資はお金持ちのものというイメージがありましたが、最近は「新NISA(ニーサ)」という、少額から、増えたお金に税金がかからずに投資できる制度ができました(使えるのは18歳以上です)。

 投資には、株(会社の一部を買うこと)や債券(国や会社にお金を貸すこと)などがあります。株を持っていると、会社が儲かったときに配当金(お小遣いのようなもの)がもらえたり、会社の価値が上がれば株の値段が上がって、売るときに利益が得られたりします。

これが、寝ていても、コーヒーを飲んでいても、お金が勝手にお金を稼いでくれるという、夢のような状態なんです。

リスクと友達になろう!

「お金が勝手に増えるなんて最高!」と思ったかもしれないけれど、注意が必要です。投資には必ずリスクがあります。

 リスクとは、「未来がどうなるか分からないこと」です。株価は上がることもあれば、下がることもあり、会社が潰れてしまえば、株が紙切れになってしまう可能性もあります。

 でも、リスクを恐れて、一番安全な銀行預金だけにお金を置いておくと、物価が上がってしまう(インフレ)と、お金の価値がどんどん減ってしまいます(昨日100円で買えたチョコレートが、今日は110円になってる感じ)。銀行預金は元本が減らない安心な置き場所ですが、物価が上がるとお金の価値が目減りしてしまうのに、利息はほとんどつかない、という弱点もあるんだ。

 だから、お金持ちになるためには、リスクを恐れて逃げるのではなく、リスクをコントロールすることが大切なんです。生活に必要な分のお金は銀行に貯金しておいて、余っているお金(余裕資金)だけで投資をする、というのが一番王道の方法だよ。

5. 大切なお金を「詐欺」から守る力

 最後に、一番重要な守る力です。

 せっかく稼いで、貯めて、増やしたお金も、詐欺に引っかかってしまえば、一瞬で全部消えてしまいます。

 お金が貯まってくると、それを狙って悪い人たちが近づいてくることがあります。だから、お金がないうちから、詐欺への備えをしておくことが大事です。

詐欺師の手口を知ろう!

 詐欺師は、いつも新しい手口を考え出します。AI(人工知能)を使った高度な詐欺も増えているから、君も詐欺に引っかかるかもしれないという警戒心を常に持っておくことが大切だよ。

詐欺師がよく使う手口は次の3つです。

  1. 「すぐに」「簡単に」「誰でも」稼げると誘ってくる。
  2. 「今すぐ決めて!」「チャンスは今だけ!」と、決断を急がせる。
  3. 成功者のように見せかけて、甘い言葉で近づいてくる。

 でも、お金を稼ぐのに、簡単な方法なんて絶対にありません。働く力と貯める力でコツコツお金を稼ぎ、長期的な投資で増やす、という積み重ねだけが、本当のお金持ちになる道です。

 もし、誰かに「今すぐ決めて!」とせかされたら、「相手には急がせる理由があるんだな」と考えて、絶対に即決しないでください。そして、一人で悩まず、信頼できる家族や友達に必ず相談することが、詐欺から身を守る最大の武器になります。

守る力は、お金持ちになった後も、一生かけて取り組むべき大切な力なんだね。

6. 実際に読んでみた私の体験談

読んだきっかけ:『お金の大学』が子ども向けの漫画になると、どうなるのか

前作『お金の大学』が、子ども向けの漫画になるとどんな感じになるのか、興味がありました。それに、実際に子どもにはどんな表現をすれば伝わるのか、見てみたかったので、この本を読んでみました。

いちばん納得したこと:漫画だから、絵でより伝わりやすい

内容は『お金の大学』がもとになっているので、伝えていることは基本的にすべて「なるほど」と思うものでした。

そのうえで、漫画なので絵で表現できるぶん、文章だけの本よりも、さらに伝わりやすいと思いました。

読んだあとにやったこと:子どもに読んでもらった

実際に、この本を子どもに読んでもらいました。そして、どれくらい理解できたか、面白かったかを聞いてみました。

結果は「面白かった」とのこと。漫画にして子どもに伝えるというやり方は、合っているのだと思いました。

この本をおすすめしたい人

子ども向けとはいえ、大人が読んでもお金の理解が深まるので、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

また、子どもへの教育は難しく、どうやって伝えたらいいか悩んでいる親は多いと思います。この『漫画 お金の大冒険』のように、子どもにとって理解しやすい伝え方もあるということを、知ってもらいたいです。

7. まとめ:5つの力をバランスよく育てよう

 今日学んだ、お金と上手に付き合うための5つの力を、ぜひ心に留めておいてください。

 一番大切なのは、5つの力(稼ぐ、貯める、増やす、使う、守る)をバランスよく鍛えること。そして、誰でも簡単な方法で稼げるという甘い誘惑に負けず、コツコツと正しい努力を続けることだよ。

大人向けに5つの力をくわしく知りたい人は、こちらもどうぞ。 → 【要約】『お金の大学』両学長|自由な人生をつくる5つの力

※この記事は本の内容を紹介するもので、特定の金融商品や投資をすすめるものではありません。投資には元本が減るリスクがあります。実際に始めるときは、おうちの人と相談したり、ご自身で内容をよく確かめたりしてから判断してください。

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Q
何歳くらいから読めますか?
A

すべての漢字にふりがなが付いているので、ひらがなが読めれば小学生でも読めます。物語の漫画なので、楽しみながらお金の基本を学べます。大人が読んでも勉強になる内容です。

Q
『本当の自由を手に入れる お金の大学』とはどう違いますか?
A

どちらも同じ両学長の本で、「稼ぐ・貯める・増やす・守る・使う」の5つの力がテーマです。『お金の大学』は大人向けの解説書、『お金の大冒険』は子どもでも読める冒険漫画です。親子で1冊ずつ読むのもおすすめです。

Q
とても厚い本ですが、読み切れますか?
A

556ページありますが、全編フルカラーの漫画なので、読み進めやすい本です。1話ごとに「おさらい」のページがあるので、少しずつ読んでも内容を思い出しやすくなっています。

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